8月17日、山崎幼稚園の保護者に「山崎幼稚園の老朽化調査について」の説明会が行われました。その説明会資料をもとに下記2点の質疑を今日の常任委員会でおこないました。
(大久保) 山崎幼稚園の北園舎と南園舎について其々別の回答(老朽化調査結果)が出た場合、危険な状態でないと判断された建物において山崎幼稚園を運営することは可能でしょうか。 その場合不足となる建物(幼稚園舎)は、仮校舎を建設して山崎幼稚園を存続維持することは可能でしょうか。
(教育委員会)山崎幼稚園の北園舎と南園舎とも老朽化調査を行う。例えば、北園舎が危険であるとの調査結果が出され、南園舎が危険な状態でないと判断された場合、南園舎でもって山崎幼稚園の運営を続ける。その場合、仮設校舎は必要ないと考えている。南園舎の改修のみで可能だと思っている。
(大久保)以前から提案していますとおり、山崎幼稚園舎は貴重な歴史ある建物で、未来に残すべき宍粟市の財産です。この度の耐力度調査が幼稚園舎の建物を未来に引き継ぐ耐力度調査につながるのでしょうか。
(教育委員会)山崎幼稚園舎は、県・市の指定文化財基準に当てはまらない。国の登録文化財に当てはまるのかを市の文化財審議会に図りたい。その基準は、①県土の歴史的景観に寄与しているもの ②造形の規範となっているもの ③再現することが容易でないもの また、この度の山崎幼稚園舎の耐力度調査は、危険な状態であるかどうかの調査であり、それ以外の目的はない。