この休校で、子ども達の生活がガラリと変わっていると思います。
長時間のYouTubeやオンラインゲームにより、昼夜逆転や生活のみだれによる体内時計のくずれなど、休校前の心や体を取り戻すのに、多くの時間がかかるのではないだろうかと思います。
子どもたちの学びへの姿勢や、集団生活に必要な我慢や辛抱、人間関係の構築への擦り合わせなど、学校生活が続いていた時には自然に出来ていたことが、長い休校を経ると取り組みにくくなることも考えられます。
それに伴い、不登校の子どもさんや、登校をしぶる子どもさんが増えるのではないかと懸念しています。
また、学校の先生方においては、学力保障、学習の進度状況により焦りが生じ、今まで以上に詰め込み、それについていけない子どものしんどさに気付くことや、心に寄り添ってくださる余裕があるだろうかという心配も過ります。
だからこそ、教科書の隅々までするのではなく、例えば、テストや受験によく出る内容の部分は丁寧に教えていただいたり、ある部分によっては、サラッと流していただいたりと、受験生の学力の確保なども視野に入れてですが、臨機応変な授業、学習支援を期待します。
それには、先生方の忙しさが、少しでも緩和されないといけないと思います。
市教委並びに各学校において出来る子に焦点をあてるのでなく、しんどい子に焦点をあてて頂きたい。