先週の木曜日のこと、このコロナの中、大阪に住む叔母さん(親父の弟の奥さん)どうしているかなと頭の中を叔母さんの顔が一瞬過った。

約一年ぶりだろうか、叔母さん宅に電話をするとそこにいつもと変わらない元気なおばさんの声があった。

叔母さんの近況や親戚のことなど話に花が咲いた。

二日後、従兄弟より叔母さんが亡くなったとの電話。お風呂で亡くなったと聞かされた。驚いた。驚かされた。

二日前の叔母さんの声。話の内容。何だったのかと自分自身がその会話が信じられなかった。

虫の知らせだったのか。

長い間、従兄弟とも会う機会もなくなっていた。子どもの時、叔父さんと一緒に従兄弟が山崎の私の家に来て遊んだことを思い出す。

今日、仏壇のある部屋で、親父、祖父、曾祖父などの写真を眺めながら、私が小学生の時、大阪から帰省してきた叔父さんや従兄弟と遊んだことをひとしきり思いだした。

あれから半世紀が過ぎたのか。

叔父さんと私の親父の共通していることは、兎に角、真面目。驚くほどの真面目さ。

叔母さんのお通夜、告別式、大阪に行こうかどうしようかと悩んだが、叔母さんとは宍粟市でお別れし、宍粟市で叔母さんを見送ることにした。

13年前に亡くなった叔父さん、仲の良かった夫婦だけに待ちきれなかったのか、叔母さんを急に連れて行ってしまった。