8月15日、時事ドットコムニュースが、天皇陛下のお言葉などを紹介していた。

「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切」(15年12月の会見)と歴史に学ぶ重要性を重ねて訴えた。「心配なのは、次第に過去の歴史が忘れられていくのではないかということ」(09年11月の会見)と戦争の記憶の風化を強く懸念。国内外の激戦地に赴き、戦没者を慰霊することを「生涯を懸けた務め」(別の元側近)としてきた。

勇ましいことを言うことを良しとするこの国の政治・政治家の姿に、日本の行く末を心配されての天皇陛下のお言葉だと思えた。