先日、家の中の使わなくなったピアノをピアノ引取り業者に持って帰ってもらった。このピアノは、私の妹が使っていたピアノ、私の子ども達も少しだけ使ったピアノ。調律もせずに家の中で長く眠っていたピアノを引取り業者に引き取ってもらった。
今から5年前、倉庫の片づけをしていて倉庫の中にあったオルガンや自転車を処分しようと倉庫から出し、順次粗大ゴミとして出さして頂こうと倉庫の前に並べていた時の事であった。
オルガンと言っても大正生まれの親父のお姉さんが使っていたらしいオルガン、もう音もならないオルガン。自転車もいつの時代の自転車かと思うほどの錆び付いたビックリするぐらい重い自転車。タイヤの太さも今の自転車とは比較にならない太さのタイヤの自転車だった。
通りかかった人が、これらの物を「捨てるの?もったいないね」と声を掛けて下さったが、処分したことを思い出した。
子どもたちも家を離れ、夫婦2人だけの生活となり、少しづつ身の回りが小さくなっていく年齢になってきました。
子どもたちも大きくなり、私の身の回りが小さくなった分、自らはより動きやすくなってきているように感じます。
ピアノが無くなった箇所や部屋を掃除しながら、身軽になればなるほど市内を走り回らないといけないと自分に言い聞かせました。