テレビから流れるウクライナへのロシアの侵略。
近隣の国へ避難する高齢者や子どもの姿。携帯用の武器で戦うウクライナ兵。
侵略者は、敗北する。早く平和に戻って欲しいと願いを込めて。
昨年の12月だったか、テレビに見入った番組。番組は、日中戦争から第2次世界大戦までの間に何度も日中戦争を終わらせるタイミングがあった。しかし、そのようにはならず、中国側・日本側ともにすれ違い、泥沼の日中戦争は続いた。第2次世界大戦に突入していった日本とその後の中国の運命を検証するような番組だった。
中国国民党は、イギリスやアメリカから支援を受けていたが、それ以上、中国国民党が期待するように日中戦争に入り込まなかった。番組は、アメリカをこの日中戦争に関わらせようと動いていた中国国民党の蒋介石の姿を詳細に描いていた。
この流れを大きく変えたのが、日独伊三国同盟。
そして、日本にとってノモンハン事件の敗北がその後の日本陸軍の動きに大きく影響した。このソ連への敗北が、ソ連でなくアメリカ・イギリスへの戦争に舵を切ったとの番組の流れだった。
第2次世界大戦後、国民党は、中国国内で共産党との戦いで敗れ、中国大陸から台湾へ。
この世界史の流れを分かりやすくした番組の事を思い出した。
連日、テレビから流れてくるロシアの侵略戦争。
北方四島の2島返還議論などで、日本政府は、ロシア・プーチンとどのような話を続けてきたのか。日本の立ち位置も問われる。
このロシアの侵略戦争が、世界史の転換点のような気がして仕方がない。平和で核のない世界へ日本がリーダーシップを取って欲しいとの願いを込めて。