社会学者先生と電話にてお喋り

何故、ネアンデルタール人が滅び、ホモサピエンスが生き残り繁栄していったのかのお話。

「ネアンデルタール人は家族単位で生きていた。ホモサピエンスは家族を超えた地域共同体として生活していた」との事。

地域共同体で生きていたからこそ知恵が生まれ道具を作り、狩りが可能となった。

マンモスやクジラを狩ろうとした時、家族単位(ネアンデルタール人)では不可能。しかし地域共同体としてあるホモサピエンスは可能であったのお話だった。

人と人の関係を作る場、人と人の関係性を持てる場が地域社会を維持発展しようとした時に大切になるという事がわかるお話しをしていただいた。

小学校なども人と人の関係性の場。交番機能も地域共同体の典型だとの事。

日本は世界の中で治安の良い国。この治安の良さは、交番機能が大きく影響しているようだ。最近では治安の悪いとされる中南米の国々がこの日本の交番制度を導入し始めている。

宍粟にも地域共同体を維持できる公共の場(公民館・児童館など)の議論を深めなければと思う。