12月議会での私の一般質問は、12月9日(火)午前9時30分スタートです。議会での傍聴、宍粟市の公式YouTubeなどで見れます。
商工業の振興と企業誘致について
平成17年4月1日にスタートした宍粟市。この時の人口は、45,781人だが、令和7年3月末の人口は、33,440人。合併後の20年間で、12,341人の人口が減少した。広大な面積を有する宍粟市の道路・橋梁・上下水道などの生活に密着した社会インフラを維持する為にも人口減少のスピードを緩やかにする施策が求められる。その一つとして働く場を確保する企業誘致が重要であると考えるが、市の考えを伺う。
- 第2次宍粟市総合計画後期基本計画の「商工業の振興」の主な取組として、企業の立地に適した土地の情報収集や確保、企業訪問のほか、的確な企業誘致活動を展開するとある。現在の進捗状況を伺う。また、サテライトオフィスやコワーキングスペースの設置など、都市部の企業が市内で業務を開始しやすい環境づくりを推進するとある。現在の進捗状況を伺う。
- 市の施策の一つである「産業立地促進事業」、その事業成果として新規雇用を生み就労機会の場の提供などが上げられている。しかし、市外企業の宍粟市への移転に関する課題として、人口減少に伴う生産年齢人口不足や産業(企業)団地を持たないことなど、宍粟市の弱さもあると感じている。進出先を探している企業にとって、行政からの補助金よりもその地での雇用(労働力)確保が、最優先の課題であるとのことである。現在の産業立地促進事業の足らない部分を市としてどのように捉えているのかを伺う。
- 市外から宍粟市への企業進出に関しての問い合わせは、この数年間に何件あったのか伺う。また、その内、宍粟市内への企業進出を断念した企業は何社あったのか、さらにその断念した理由は何なのかを伺う。
- 第2次宍粟市総合計画後期基本構想の第2章定住促進重点戦略の半分は、商工観光課の所管だが、企業誘致の促進を進めるための職員体制として、現在の商工観光課職員体制では不十分だと考えるが、市の考えを伺う。
- 企業誘致を進めていくうえで、宍粟市の自然環境や生活環境に負荷を与えない企業であることが大切だと考える。企業誘致に成功している自治体もあれば、上手くいっていない自治体もあるのではと思うが、宍粟市が企業誘致に関して参考にしている自治体はあるのか、またそれはどういう点なのかを伺う。
- 今後の取組として、企業誘致を行うに際し、行政と民間事業者(宍粟市へ進出先企業を斡旋する会社)の協力で進めていく必要があると考えるが、市の考えを伺う。その場合の行政と民間事業者との役割分担としては、どのように考えられているのかを伺う。